おべんきょうしてみましょ。

文系?理系?などと、成長に従って得手不得手または好き嫌いによって分けて語られることがあります。皆さん自身にも、多少その自覚はあるのではないでしょうか。では子育てのなかで、ご自分のお子さんについて考えたことはありますか?

子供たちを指導する中で、そのはっきりした特徴を見つけ驚かされることがありました。お話がとても上手な子、数を数えるのがとても正確で早い子…しかしその年齢では、私と出会うまでにどのような環境で過ごしたかということも大きく影響していたでしょうし、生まれつきの能力というだけで語れるものではないのかもしれません。しかしその子供たちと、じっくり時間をかけて過ごしてみても、たいていの場合その印象が薄れることはありませんでした。

では、文系?理系?そのどちらが得なのでしょうか…?その答えは私にもわかりません。小学校受験を目指される場合、その志望校の傾向により答えが出るのかもしれませんし、将来の進路・夢(まだまだ早い気がしますが…)によってもその答えは変わるのでしょう。ただそれでもやはり、苦手なものがあれば平均値まで上げてゆく努力をおしんではならないのです。

幼児期に生活や遊びの中で自然に学ぶ…というのは、本当に理想的なことです。しかしある一定の時期になれば、お母さんの意識的な刺激により、よりよい発達を望むことができるはずです。(少なくとも、そう信じて頑張っていらっしゃる方が多いはずです!!)それが「おべんきょう」の始まり。そして、まずはその中で、得手不得手や好みをしっかり把握して、将来の学習に役立ててみてはいかがですか?そこで今回からは、「おべんきょう」のアイディアを提案してみたいと思います。もちろん、より自然な形で学べるよう、ゲームを使った方法ですので是非試してみてくださいね。

"かず"にしたしむ…

オセロをご存じない方はありませんね。黒と白が表裏となった駒を使うゲームです。今回は、その駒を使ってお勉強してみましょう。もちろん市販ものではなく、手作りでも類似品でもOK。



1. 多い?少ない?おんなじ?


≪道具≫

  • オセロの駒…6個(慣れてくれば、増やしてゆく
  • 袋や箱などの入れ物(駒が全部入るもの)

≪やり方≫

  • 入れ物に駒を入れて、良く振って一度にジャーっと出してみる。
    (白黒以外の地模様のない場所で。お盆の上など。)
  • ぱっとみて、白と黒どちらの面が多かったか、または同じか答える。
  • それぞれの色の駒を横2列に並べて比べて、「どっちが長いかな?」としてみる。
  • その後初めて一緒に数えて、数を意識させる。

≪ポイント≫

  • 最初に答えるときは、パッと見たときの印象で答えさせましょう。(重要!!)初めからチマチマ数えさせないことです!!量の感覚を身に着けさせるというのがこのゲームの特徴です。慣れてきたら駒の数を増やしましょう。
  • 答え合わせの長さの比較は…そう!!引き算の基礎です。慣れてくれば、どれだけ(何個分)長いかまたは多いか考えさせてみてはいかがでしょう。このとき、並んだ2色の駒をうまく対応させて考えさせるのも大切です。

≪対象年齢≫ 数に興味があれば何歳からでもできます。多少の比較のみなら二歳半位から楽しめるでしょう…しかし、あせらずに。



2. み~つけた!!


≪道具≫

  • オセロの駒(ぜんぶ)
  • 小さいシール(お子さんの喜ぶもの)適量
  • サイコロ(目が読みやすい為サイコロキャラメルの箱でもよい)
  • 目印に置くためのちいさな駒(おはじきなど)

≪やり方≫

  • 黒い面に、駒全体の三分の一程度の数にシールをはっておく。
  • 白い面を表にして、シールがどこにあるかわからないように、駒を一本の道にする。
    (すごろくの道を作る。)
  • 一つ目のオセロに駒を置き、サイコロを振って進んでいく。止まった場所の駒を裏返してみて、シールが出ればあたり。駒はまた裏返しておき、これを繰り返し最後まで進む。
  • 二人以上であたりの数を競ってもよい。

≪ポイント≫

  • サイコロの目を読んでみましょう。そのうちに、模様のように覚えていきます。
  • 双六の進み方(次から○個進む)を学びます。これは結構難しいので、ご一緒に。
  • また、ある程度数えることが上手になってきたら、当たり駒をあらかじめ表に向けておき「あと何回進めば当たるかな?」と、考えさせてみましょう。
  • あたりの数を自分で記録させましょう。○や×など。
    初めは大きくしか書けなくても、最後に自分がいくつ書いたか数えるのは、楽しいものです。

≪対象年齢≫ 年少さん位からでしょう。勿論、駒の操作はご一緒に。

…今回はこの二つにしてみました。いかがですか?こうして書いていると、もっともっと関連したことをお話ししたくなるのですが、あまり一度に言いすぎても、かえって混乱をまねいてしまいそうですし…まずは試しに遊んでみてください。
ではでは、またお会いしましょう。


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牧野あゆみ:知育教材クリエーター
十数年に渡り、有名幼児教室で絵画造形指導・オリジナル教材の提案や作成を行い、受験指導に携わる。また一方、イラストレーターとしても活動。現在その経験を生かし、”手作りの知育遊び”を提案している。一児の母

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牧野あゆみです。私は、このページから発信される“知育情報”を担当する
ことになりました。十数年にわたる幼児教師での教師経験に基づく知識や、幼稚園受験を経験した一児の親としての視点から、様々な情報を丁寧に伝えられたら・・・と考えています。


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